2012年10月2日火曜日

ブラジル研修生が来県 愛媛体験スタート

 愛媛県海外協会が在伯愛媛県人会から招いた第7回ブラジル研修生の梅宮真美クリスさん(20)101日、来県し、同月20日までの日程で「愛媛体験」を始めた。
 梅宮さんは母方の祖父が西予市出身、祖母が新居浜市出身。ブラジル・サンタカタリーナ州の学生で、料理を勉強している。
 梅宮さんは1日午前11時すぎ、松山空港に到着。海外協会派遣の訪伯研修生OB・OGや松山市内の親戚らの出迎えに、ブラジルからの長旅の疲れも見せず「こんにちは。よろしくお願いします」と日本語であいさつ、笑顔を見せた。
 初日は海外協会で井上善一会長と面談。事務局から研修日程について説明を受けた後、県国際交流課を訪問するなどした。
 2日目は松山市御幸1丁目の村上空山さん方を訪れ、写経に挑戦。書道経験は子どものころに1回だけという梅宮さんは「ペンと違って、筆先は非常に敏感。難しい」と言いつつも、手本を見ながら半紙に上手に平仮名を書いていた。
 梅宮さんは「愛媛では寺などいろいろな所を見学し、いろいろな料理も見たい」と意欲的。引き続き松山市から八幡浜市、西予市、今治市、新居浜市を訪れ、ホームステイしながら愛媛の人や風土、文化に親しむ。

 【写真】㊤松山空港に到着した梅宮真美クリスさん㊦村上空山さん()から写経を教わる梅宮さん