2014年5月30日金曜日

海外協会 理事会で通常総会議案を審議

 愛媛県海外協会は529日、松山市道後一万の県国際交流センターで平成26年度第1回理事会を開き、6月の通常総会に提案する25年度事業報告・収支決算報告、26年度事業計画・収支予算案、2年の任期満了に伴う役員改選案の各議案を審議し、原案通り承認した。
 理事全員の18人(代理人・委任状を含む)が出席。井上善一会長が「海外協会は昨年、設立30周年の記念すべき年を迎えた。30周年記念誌が先日、完成し、会員のお手元に発送した。国際交流の中でも在外愛媛県人会との交流は海外協会の事業の大きな柱になっており、昨年11月にはブラジル県人会創立60周年記念式典に知事を団長とする官民35人の慶祝団を派遣し、隣国パラグアイも初めて訪問させていただいた。30周年記念にふさわしい事業を実施できた。31年目を迎え、新たな気持ちで進みたい。国際化が進む中、海外協会の役割は以前にも増して大きいものがあると思っている。通常総会に向けて議案の審議をよろしくお願いします」とあいさつした。
 議案審議の後、事務局が30周年記念誌の発行部数や贈呈先などについて説明した。
 通常総会は6月中旬、松山市南堀端町の東京第一ホテル松山で開催。総会後、講演会と会員らの懇親会を予定している。

 【写真】通常総会に提案する議案を審議した理事会

2014年5月29日木曜日

海外協会 30周年記念誌を発刊

 愛媛県海外協会が設立30周年記念事業の一環として企画し、編集作業を進めていた30周年記念誌=写真=が完成した。事務局は528日、会員や県内の図書館など公的施設・機関に贈呈するため発送した。

 「海を越えて ふるさとの絆」のタイトルを冠した記念誌はA4判、並製本、横組み、左開き、136ページで、500部作製。在伯愛媛県人会創立60周年記念式典に合わせて昨年11月、30周年記念事業として実施したブラジル・パラグアイ訪問の写真を巻頭にカラーグラビアで特集。序で井上善一会長の発刊あいさつ、県知事と県議会議長、ブラジルとアルゼンチン、パラグアイ、ペルー、南カリフォルニアの5愛媛県人会会長の祝辞を掲載。
 続いて、故井関昌孝初代会長(井関農機社長)が「世界に向かって心の窓を開こう」と呼び掛け、全国でも数少ない民間主導型の海外協会として誕生した1983年の設立発起人会・設立総会から2013年度末まで「30年の軌跡」を編年体で回顧。経済交流、文化交流、在外県人会交流という活動の3本柱を写真資料や文字資料を交えながら紹介。歴代会長や役員、関係者が海外協会の活動に寄せてきた熱い思いを機関誌「海外報」などをひも解きながら振り返っている。
 さらに、海外協会の活動に熱心な役員や会員の寄稿と、海外協会と在伯県人会による日伯交換研修生派遣事業で訪伯・来県した研修生たちの便りも掲載している。
 記念誌の発刊に際し、井上会長は「在外県人会の心の拠り所として海外協会に課せられた役割を果たすためにも、30周年を機に一層、会員と関係者にご指導、ご協力をお願いしたい」としている。
 記念誌は若干の在庫があり、11500円(送料別)で販売している。問い合わせ先は事務局=電話089(989)7144