2013年7月28日日曜日

愛媛大で外国人留学生パーティー

 松山市文京町の愛媛大学で726日夕、愛媛大学学生国際交流協力事業会(AINECS、会長・柳澤康信学長)主催の外国人留学生パーティーがあった。
 AINECSは、愛媛大学と外国の大学などの学術交流を図り、外国人留学生を支援し、地域と外国との友好を促進するため1982年に設立。同大学職員や愛媛県海外協会など地元有志が加入してさまざまな事業を行っている。
 パーティーは4月以降の新入留学生(11カ国65人)と9月までの卒業・修了予定者(12カ国53人)の歓送迎会として企画。大学会館で留学生と学内外の関係者ら計約130人が出席し、立食パーティー形式で行われた。

 ベトナムとネパールの留学生が司会を担当。柳澤会長が「愛媛大の留学生は3年前に300人を超え、こちらからも長期短期の留学が増え、愛媛大のグローバル化が進展している。日ごろの留学生支援に感謝している。今日は留学生たちと楽しく歓談してください」と開会あいさつ。乾杯の後、新入生と卒業・修了予定者30人余りが整列し、一人ひとりがあいさつ。卒業・修了者らは「指導教員に親切にしてもらい、愛媛大の一員として大変お世話になった」「愛媛大での経験を忘れず、帰国後も頑張ります」とお礼を述べた。留学生による出身国の歌やダンスのアトラクションもあり、国際色豊かな、和やかな時間が流れた。
 愛媛大によると、外国人留学生は51日現在、319人。後期の9月には340人を超す見込み。以前は法文学部と農学部が多かったが、最近は工学部で増加が著しいという。

【写真】整列して自己紹介する愛媛大学の外国人留学生
 

2013年7月24日水曜日

青年海外協力隊が活動成果を帰国報告

 愛媛県青年海外協力隊を育てる会(関啓三会長)によるJICA(国際協力機構)ボランティアの帰国報告会が723日、松山市のホテルであった。育てる会が通常総会に合わせて開催している恒例のトークショーで、青年海外協力隊として東南アジアと中米、アフリカで2年間活動した男女4人が苦労や喜び、成果などを語った。

 トークショーは宇都宮民アナウンサーの司会で進行。帰国隊員らは派遣先の写真や珍しい民族楽器、民族衣装なども紹介しながら「730日の青春」体験や活動内容を説明した。
   ガーナで助産師として妊産婦の検診や助言に奮闘した徳田勇三子さん=内子町出身=は「何事も現地の人から聞き、学ぶ姿勢で取り組むと、やがて相手も自分を受け入れてくれた」と振り返り、笑顔で「忍耐力を得ました」。
 ラオスで理数科教師として活動した松山市立東中学校教諭の三原慶彦さんは、経済的には貧しくても心豊かに生きているラオス人と接して「何でも受け入れられる受容力が養われた」と自己分析。「ラオスの人々のように常に笑顔を忘れず、生徒たちに世界を語れる教師になりたい」と希望を語った。

【写真】派遣国の民族衣装などを紹介しながら活動報告する青年海外協力隊の帰国隊員ら

2013年7月11日木曜日

会長杯ゴルフ 奥道後GCで9月4日開催

 愛媛県海外協会は会員の親睦を図る毎年恒例の第8回会長杯ゴルフコンペを94日(水曜日)、松山市八反地乙102の奥道後ゴルフクラブで開催します。海外協会会員を対象に820日まで、参加者を募集しています。
 競技はダブルぺリア方式で行い、午前101分スタート。プレー費は12,350円(税込み)、参加費(景品代)は3,000円。

 参加申し込みはE-mail: ehimekaigaikyokai@guitar.ocn.ne.jpか、ファクス: 089-989-7166で、海外協会事務局へ氏名、住所、電話番号をご連絡ください。追って参加者に組み合わせ表を送ります。

【写真】熱戦を繰り広げた昨年の第7回会長杯ゴルフコンペ=奥道後GC

2013年7月5日金曜日

海外協会 「海外報」272号を発行

 愛媛県海外協会は75日、機関誌「海外報」の第272号=写真=を会員らに発送しました。
 今回の号は、本年度の通常総会の詳報と講演会の要旨をはじめ、2月に開催した宇和島、西条、今治の各地区会の講話要旨、元ペルー愛媛県人会長の春の叙勲受章、南加愛媛県人会長夫人の郡日系協会長就任、南米からの県海外技術研修員3人の来県などの話題を取り上げました。
 11月の在伯愛媛県人会創立60周年記念式典への慶祝訪問団派遣も控えていることから、通常総会の講演会、地区会の講話ともブラジルに関連したテーマが多くなりました。ブラジルの日系社会について理解が深まるものと期待しています。
   在外の皆さんに送っている愛媛の写真(手製絵はがき)は、伊予灘に沈む6月の夕日を同封しました。