2013年9月19日木曜日

会長杯ゴルフ 秋晴れの奥道後GCで熱戦

 愛媛県海外協会は919日、毎年恒例の第8回会長杯ゴルフコンペを松山市八反地の奥道後ゴルフクラブで開催した。
 当初、94日に22人が参加して行う予定だったが、秋雨前線と台風17号接近による荒天のため中止し、19日に日程変更した。

 この日は絶好のゴルフ日和。東中南予から12人が参加し、さわやかな秋晴れの下、熱戦を繰り広げた。競技はダブルぺリア方式で行われ、門田迪郎さん(今治市)がN73.6(G82、H8.4)で優勝し、クリスタルのトロフィーを手にした。準優勝は矢野隆志さん(四国中央市)だった。

【写真】会長杯ゴルフコンペの参加者=奥道後GC

2013年9月8日日曜日

全国国際教育研究大会 伊予農高が最優秀

 高校生を対象にした全国国際教育研究大会(全国国際教育研究協議会など主催)が8月下旬、宮崎市で開かれ、国際理解・国際協力に関する生徒研究発表会の部で伊予農高が最優秀賞に輝いた。
 大会は、中南米等への移民政策の啓発と理解を深めようと始まった同協議会が1964年から開催しており、半世紀の歴史を持つ。今年は「共生社会への道」を大会テーマに開かれ、822日に英語弁論大会、日本語弁論大会、生徒研究発表会があった。
 生徒研究発表会には、全国のブロックから選出された伊予農高など日本の5校と韓国の外国語専門高校の計6校が出場。伊予農高は昨年12月に開かれた愛媛県高校国際教育生徒研究発表会(愛媛県海外協会後援)で最優秀賞を受賞した「デーツパンは海をこえて」を、国際教育部(部員20人)の谷松竜佑部長=3年=らが発表した。

 発表概要は、青年海外協力隊OGの依頼でエジプトの障害者施設の支援活動としてエジプト産ナツメヤシの実(デーツ)を使ったクッキーを製造する中で、国際教育部の生徒らは障害者施設の子どもたちが継続して行える生産活動としてクッキー以外のデーツ利用法を模索するようになり、「デーツパン」にたどり着いた。このパンはデーツを刻んだり練り込んだりする菓子パンタイプではなく、デーツに付着した酵母を使って果実を丸ごと発酵させて作るもので、食品化学科の教諭の協力も得ながら約半年間、試行錯誤を重ねて完成させた。発表では、このパンを完成させるまでの過程と今後の見通しについて報告した。
 受賞理由として「農業高校ならではの視点があり、サイエンティフィック。日本だけで作ろうというのではなく、エジプトという現地で安く作ろうと考えているのが素晴らしい」と評価された。
 最近のエジプトの政情不安によりデーツパンの製法は海を越えてエジプトまでまだ届けられてはいないが、生徒たちは日本の在来フルーツにないデーツの特性を生かした、パン以外の利用法の研究にも意欲的。
 顧問の森恵美子教諭は「今回のプロジェクトを通じて、生徒たちは自分の生活だけでなく、外国の暮らしにも関心を持つようになった」と視野の広がりを実感。中にはインドネシア留学生との地域活性化活動に取り組み始めた生徒もいる。

【写真】全国国際教育研究大会の生徒研究発表会の部で最優秀賞を受賞した伊予農高の生徒たち
 

2013年9月4日水曜日

会長杯ゴルフ 荒天のため中止

 愛媛県海外協会は94日、秋雨前線と台風17号接近による荒天のため、奥道後ゴルフクラブ(松山市八反地)で同日に開催予定だった第8回会長杯ゴルフコンペを中止した。
 大会は会員らの親睦を図る毎年恒例の行事で、今回は22人が参加予定だった。開催日を延期するか、今年は開催を取りやめるかなど今後の方針は後日、決める。