2014年2月18日火曜日

海外協会 3月に宇和島など3地区会

 愛媛県海外協会は3月、宇和島、八幡浜、西条の3地区で平成25年度の地区会をそれぞれ開催する。217日、各地区の会員に案内文を発送した。
 本年度に設立30周年を迎えた海外協会は記念事業の一環として昨年11月、ブラジル・サンパウロで開かれた在伯愛媛県人会創立60周年記念式典に官民合同の慶祝訪問団(団長・中村時広知事、35人)を派遣するとともに、愛媛県から初めて隣国パラグアイの愛媛県人会も公式訪問し、大きな成果を収めた。
 3地区会では、海外協会から訪問団に参加した上野公広事務局長がブラジル、パラグアイ訪問の模様や両国の愛媛県人会の現状などを報告する。
 今治地区会は既に27日、20人が出席して開催。同じ訪問団に参加した菅良二今治市長が「海の向こうで見た愛郷無限」と題して講話し、南米訪問や2期目に入った市政方針について語った。
 宇和島、八幡浜、西条の各地区会の開催日と会場は次の通り。開会時間はいずれも正午から。
 【宇和島】310日(月曜日) 宇和島自動車会館(宇和島市錦町3-22
 【八幡浜】312日(水曜日) 浜味館あたご船場通り店(八幡浜市船場通379-1
 【西条】313日(木曜日) 西条国際ホテル(西条市大町771-1

2014年2月17日月曜日

愛媛大で外国人留学生パーティー

 愛媛大学学生国際交流協力事業会(AINECS、会長・柳澤康信学長)主催の外国人留学生パーティーが214日夜、松山市文京町の同大学であった。昨年秋の新入生の歓迎会と今春の卒業・終了予定者の送別会として開かれ、学内外から約120人が出席した。
 AINECSは愛媛大と外国の大学との学生交流を推進し、外国人留学生を支援することを目的に1982年に設立。大学内外の個人や愛媛県海外協会など団体が会員になっている。
 愛媛大は現在、324人の留学生を受け入れており、うち昨年秋の新入生は14カ国55人、今春の卒業・終了予定者は12カ国84人。
 パーティーは大学会館で開かれ、留学生のキム・ジェフさん(韓国)と于涵さん(中国)の司会で進行。柳澤会長が「この半年間でルーマニア、中国、インドネシア、モザンビークの4カ国へ出張し、各国の代表的大学と学術連携協定を結ぶなどした。愛媛大は国際交流が盛んになっており、これも地域の支援の賜物。今日は留学生と楽しい一時を過ごしてください」とあいさつした。


 乾杯の後、出席した新入生や卒業・終了予定者が整列。一人ひとりが自己紹介し、感謝の言葉などを述べた。留学生によるアトラクションもあり、ネパールからの女子留学生が映画「タイタニック」のテーマ曲を熱唱。インドネシアの留学生らが竹製の同国の伝統的楽器アンクルーンを演奏し、盛んな拍手を受けた。

【写真】㊤整列して、お礼などを述べる留学生ら㊦インドネシアの伝統的楽器アンクルーンを演奏するインドネシア留学生

2014年2月11日火曜日

南加県人会が新年会 和やかに38人出席

 米国カリフォルニア州の南加愛媛県人会(大谷喜平会長)は22日、恒例の新年会を開催。その様子を伝える写真が愛媛県海外協会に届いた。
 新年会はロサンゼルス市の南、ガーデナ市の中華レストランで開かれ、ネバダ州ラスベガスの佐々木ジョージさん(93)と加州サンフランシスコ近郊に住む菊池ヘンリーさん(84)の両長老も駆けつけ、計38人が出席した。佐々木さんの発声で乾杯し、出席者らは和やかに懇談。それぞれが近況報告し、くじの抽選会などを楽しみ、最後に全員で記念写真を撮った。





 南加県人会はロサンゼルスと周辺の県人で組織し、会員は35家族。大谷会長は今年の抱負として①若い会員を増やす②物産展イベントに参加し、愛媛特産の食品や製品をロサンゼルスで紹介、販売する③四国の4県人会合同の行事を開催する―の3点を挙げている。

【写真】㊤南加愛媛県人会の新年会にラスベガスから参加し、乾杯のあいさつをする佐々木ジョージさん(中央)㊥和やかに会食する南加県人会のメンバー㊦記念写真におさまる南加県人会の新年会参加者

2014年2月10日月曜日

今治地区会 今治市長が南米訪問で講話

 愛媛県海外協会の平成25年度今治地区会が27日、今治市旭町2丁目の今治国際ホテルで開かれ、20人が出席した。菅良二今治市長が「海の向こうで見た愛郷無限」の演題で講話、昨年11月の南米訪問や2期目に入った市政方針について語った。
 本年度に設立30周年を迎えた海外協会は記念事業の一環として昨年11月、ブラジル・サンパウロで開かれた在伯愛媛県人会創立60周年記念式典に官民合同の慶祝訪問団(団長・中村時広知事、35人)を派遣するとともに、愛媛県から初めて隣国パラグアイの愛媛県人会も公式訪問し、多大な成果を収めた。今治地区会では、県市長会会長として訪問団に参加した菅今治市長から両国の愛媛県人会訪問の模様や感想などを聞いた。

 地区会では、主催者を代表して檜垣清隆副会長(檜垣造船会長)が「海外協会事務局では現在、30周年記念誌の発刊に向けて作業をしている。昨年の南米訪問ではブラジル、パラグアイとも熱烈な歓迎を受けた」と開会あいさつ。地元の村上誠一郎衆議院議員と山本順三参議院議員から寄せられたメッセージを披露した。
 610日の南米訪問を振り返りながら菅市長は、ブラジルで県人が経営する南米最大の醤油メーカーや花卉農場を視察し、記念式典に出席したことや、パラグアイでは県人会から心からのもてなしを受けたことを紹介。遠い異国で見た日本人と愛媛県人の勤勉さと努力、誇りなどについて説明した。
 海外協会は23月、西条、八幡浜、宇和島でも順次、各地区会を開く予定。

【写真】㊤平成25年度のトップを切って開かれた今治地区会㊦ブラジルとパラグアイ訪問の成果などを語る菅良二今治市長