2009年11月7日土曜日

秋川雅史さん来演、100周年行事に弾み(南加県人会)


 10月1日、西条出身の声楽家秋川雅史さんがオーロラ基金(NPO)主催のコンサート出演のためロサンゼルス入りしました。「オーロラ基金」とは、アメリカ市民が日本へ留学するために必要な資金を援助する非営利団体です。
 同夕刻、伊原純一在ロサンゼルス日本国総領事主催の歓迎晩餐会が総領事公邸で催され、秋川雅史さんをはじめ、オーロラ基金代表∙阿岸明子博士ほか数人が招待を受け、弊県人会からは元会長の私(小笠原晋也)が代表で出席しました。
 翌日の2日には、ロサンゼルスの日本人街にある「キョート∙グランドホテル」で秋川さんを迎えての「ベネフィット∙ディナー」が開催され、日本からの後援会員60数名(会長∙平山輝子氏、今治市出身)を含む400人以上の参加者がひとときを共に楽しみました。サイレント∙オークションでは、産経国際書会の審査会員でもある松岡会長揮毫の“威風堂々”が華を添えました。弊県人会からは、菊池安雄元会長夫妻を含む10数人が出席し、同基金から感謝の楯をナンシー∙菊池副会長が代表で受け取りました。
 コンサートは、4日の夜日米劇場で開催されました。終了後のVIPレセプションの席上で、松岡会長より秋川さんに「愛媛県人会75周年記念誌」が直接手渡されました。
 翌日の5日は、当地にしては珍しくファンの要請に応え追加公演が催され、大盛況のうちに2日間の幕を閉じることが出来ました。
 後援団体として名を連ねた弊県人会は、「秋川雅史∙オーロラコンサート」を通じ、100周年記念に向けての盛り上がりもみせ、さらなる一歩を踏み出したところですが、やがて、秋川雅史さんのブラジル公演が貴協会の協力のもとに実現出来ることを念じつつ一報したためました。

                      文責∙小笠原晋也(南加愛媛県人会元会長)
  =写真は秋川雅史さんを囲む南加県人会のメンバー
(事務局から=貴重なご報告ありがとうございました。一昨日は南加県人会の橋本みえ副会長を県庁と県国際交流センターに案内し、100周年行事への地元協力の方法などを話し合いました。また、海外協会では橋本副会長が持参した県内各自治体などへの招待状の発送作業を行っているところです。)