愛媛大学学生国際交流協力事業会(AINECS、会長・柳澤康信学長)による愛媛大学外国人留学生歓送迎会が7月27日夕、松山市文京町の同大学であった。
AINECSは、愛媛大学と外国の大学などとの学術交流を図り、外国人留学生を支援し、地域と諸外国との友好を促進するため、1982年に設立。同大学職員や愛媛県海外協会など地元有志が加入してさまざまな事業を実施している。
歓送迎会は大学会館で立食パーティー形式で行われ、約110人が出席。ベトナムの民族衣装アオザイ姿の留学生らの司会で進められた。柳澤会長が「会員の皆さんには日ごろの留学生支援に感謝している。愛媛のように温かく迎えてくれる土地でこそ、学生も国際交流できる。今日は留学生たちと歓談してください」と開会あいさつ。乾杯の後、卒業予定者が整列。代表者が愛媛での留学生活を振り返り「奨学金を提供してくれた日本政府に感謝している」とお礼を述べた。
歓送迎会では、留学生と日本人学生によるダンスや歌も披露され、国際色豊かな、和やかな時間が流れた。
愛媛大によると、外国人留学生は5月1日現在、314人。ここ3、4年増加しており、4月以降94人が入学し、9月までに69人が卒業予定という。
【写真】愛媛大学外国人留学生歓送迎会で、整列して自己紹介する留学生ら