2012年7月14日土曜日

海外協会 「海外報」268号を発行

愛媛県海外協会は7月13日、機関誌「海外報」の第268号=写真=を会員らに発送しました。
今回の号は、松山市で6月20日に開催した平成24年度通常総会の詳報と記念講演会の要旨がメーン記事です。講演会では、国立新居浜工業高等専門学校の鈴木幸一校長があまり知られていない、動き始めたブラジル東北部の水資源開発などについて話されました。
愛媛県国際交流課の國元通生課長と原田久係長(現交通対策課係長)による南加愛媛県人会(ロサンゼルス)、ペルー愛媛県人会(リマ)訪問記(原田さん執筆)は後篇です。ほかに、南加県人会副会長が日系女性功労者賞を受賞、パラグアイで句集を発刊、南米から県海外技術研修員3人が来県、「会友の横顔」に南加県人会員と在伯愛媛県人会員に登場いただくなど、在外県人関係の記事をたくさん掲載できました。
 また、事務局では在外の皆さんに「何か、愛媛の香りをお届けしたい」と思い、初夏の棚田の写真(手製絵はがき)を同封しました。棚田は日本人の勤勉さを物語る、日本の原風景の一つですが、近年は中山間地の過疎化や高齢化でめっきり少なくなりました。撮影地は大洲市の樫谷棚田です。在外の皆さんには、次号以降も愛媛の写真を添えたいと思っています。