南米愛媛県人会の会員の子弟を対象に受け入れており、本年度は山本・ラファエル・正さん(25)=ブラジル・サンパウロ=が松山市古三津3丁目の三津整形外科で理学療法、菊池・福島・シンチア・真弓さん(24)=ブラジル・アチバイア=が東温市下林のバツフォ計画工房でインテリアデザイン、吉岡・ベラスケス・フアン・アレハンドロさん(27)=ペルー・リマ=が今治市天保山町5丁目の森松水産冷凍で水産加工管理を学ぶ。
3人は祖父らが松山市や宇和島市、西予市の出身で、愛媛の土を踏むのは初めて。祖父の郷里を訪れたことに感激し、県の事業に感謝。「研修ではいろいろなことを学び、大きな成果を上げたい」と張り切っている。