2014年2月10日月曜日

今治地区会 今治市長が南米訪問で講話

 愛媛県海外協会の平成25年度今治地区会が27日、今治市旭町2丁目の今治国際ホテルで開かれ、20人が出席した。菅良二今治市長が「海の向こうで見た愛郷無限」の演題で講話、昨年11月の南米訪問や2期目に入った市政方針について語った。
 本年度に設立30周年を迎えた海外協会は記念事業の一環として昨年11月、ブラジル・サンパウロで開かれた在伯愛媛県人会創立60周年記念式典に官民合同の慶祝訪問団(団長・中村時広知事、35人)を派遣するとともに、愛媛県から初めて隣国パラグアイの愛媛県人会も公式訪問し、多大な成果を収めた。今治地区会では、県市長会会長として訪問団に参加した菅今治市長から両国の愛媛県人会訪問の模様や感想などを聞いた。

 地区会では、主催者を代表して檜垣清隆副会長(檜垣造船会長)が「海外協会事務局では現在、30周年記念誌の発刊に向けて作業をしている。昨年の南米訪問ではブラジル、パラグアイとも熱烈な歓迎を受けた」と開会あいさつ。地元の村上誠一郎衆議院議員と山本順三参議院議員から寄せられたメッセージを披露した。
 610日の南米訪問を振り返りながら菅市長は、ブラジルで県人が経営する南米最大の醤油メーカーや花卉農場を視察し、記念式典に出席したことや、パラグアイでは県人会から心からのもてなしを受けたことを紹介。遠い異国で見た日本人と愛媛県人の勤勉さと努力、誇りなどについて説明した。
 海外協会は23月、西条、八幡浜、宇和島でも順次、各地区会を開く予定。

【写真】㊤平成25年度のトップを切って開かれた今治地区会㊦ブラジルとパラグアイ訪問の成果などを語る菅良二今治市長