AINECSは愛媛大と外国の大学との学生交流を推進し、外国人留学生を支援することを目的に1982年に設立。大学内外の個人や愛媛県海外協会など団体が会員になっている。
愛媛大は現在、324人の留学生を受け入れており、うち昨年秋の新入生は14カ国55人、今春の卒業・終了予定者は12カ国84人。
パーティーは大学会館で開かれ、留学生のキム・ジェフさん(韓国)と于涵さん(中国)の司会で進行。柳澤会長が「この半年間でルーマニア、中国、インドネシア、モザンビークの4カ国へ出張し、各国の代表的大学と学術連携協定を結ぶなどした。愛媛大は国際交流が盛んになっており、これも地域の支援の賜物。今日は留学生と楽しい一時を過ごしてください」とあいさつした。
乾杯の後、出席した新入生や卒業・終了予定者が整列。一人ひとりが自己紹介し、感謝の言葉などを述べた。留学生によるアトラクションもあり、ネパールからの女子留学生が映画「タイタニック」のテーマ曲を熱唱。インドネシアの留学生らが竹製の同国の伝統的楽器アンクルーンを演奏し、盛んな拍手を受けた。
【写真】㊤整列して、お礼などを述べる留学生ら㊦インドネシアの伝統的楽器アンクルーンを演奏するインドネシア留学生