トークショーは宇都宮民アナウンサーの司会で進行。帰国隊員らは派遣先の写真や珍しい民族楽器、民族衣装なども紹介しながら「730日の青春」体験や活動内容を説明した。
ガーナで助産師として妊産婦の検診や助言に奮闘した徳田勇三子さん=内子町出身=は「何事も現地の人から聞き、学ぶ姿勢で取り組むと、やがて相手も自分を受け入れてくれた」と振り返り、笑顔で「忍耐力を得ました」。
ラオスで理数科教師として活動した松山市立東中学校教諭の三原慶彦さんは、経済的には貧しくても心豊かに生きているラオス人と接して「何でも受け入れられる受容力が養われた」と自己分析。「ラオスの人々のように常に笑顔を忘れず、生徒たちに世界を語れる教師になりたい」と希望を語った。