2013年5月22日水曜日

海外協会 通常総会に向けて理事会開催

 愛媛県海外協会は521日、松山市道後一万の県国際交流センターで平成25年度第1回理事会を開いた=写真。理事全員の18人(代理人・委任状を含む)が出席し、6月の通常総会に提案する24年度事業報告・収支決算報告、25年度事業計画・収支予算(案)、一部役員の改選などの案件を審議、原案通り承認した。

 井上善一会長が「本協会は本年度、創立30周年の節目を迎える。30年の歴史の中で培われてきた在外愛媛県人会との交流事業は活動の大きな柱となっている。折しもブラジルの県人会は創立60周年を迎え、1110日にサンパウロで記念式典を予定しており、先般、会長が知事、県議会議長、松山市長、市長会長、町村会長など県内の公的立場の方々に招待状を持参し、ブラジル訪問を要請して帰られた。本協会でも官民合同で訪問する段取りを進めている。本日は総会提出議案の審議をお願いします」とあいさつした。
 議案審議に続いて事務局が、創立30周年記念事業の一環として予定している、11月のブラジル慶祝訪問団の派遣日程案と創立30周年記念誌の発刊スケジュールなどについて説明した。
 通常総会は6月中旬~下旬、松山市南堀端町の東京第一ホテル松山で開催。総会後、講演会と会員らの懇親会を予定している。

2013年4月19日金曜日

在伯県人会長が60周年式典招へいで来県

 11月にブラジル・サンパウロで創立60周年記念式典を予定している在伯愛媛県人会の西村定栄会長(77)=宇和島市出身=がこのほど、来県し、愛媛県や愛媛県海外協会など関係先に60周年記念式典への参加を要請して回っている。
 在伯県人会は現在、会員約400人。最近の周年記念事業では2003年、加戸守行知事(当時)や白石省三海外協会会長(同)ら63人が創立50周年記念式典に参加。08年の愛媛県人ブラジル移住100周年・創立55周年記念式典にも、母県から高浜壮一郎副知事(同)を団長とする35人の慶祝団が訪問した。60周年記念式典は1110日、サンパウロ市のブラジル北海道協会会館で開かれる。
 西村会長は19972月から20052月まで8年間、会長を務め、創立50周年記念式典を成功させた実績がある。前会長の井上茂則氏=八幡浜市出身=が健康上の理由から2年の任期満了を機に退任したのに伴い、今年2月から会長に復帰し、60周年記念式典の準備に取り組んでいる。

 西村会長は18日、海外協会の井上善一会長の案内で中村時広知事や竹田祥一県議会議長らを表敬訪問した。松山市長時代にも周年事業で訪伯し、現地にいとこが住んでいることなどもあってブラジルに関心が強い中村知事は、西村会長からの訪伯要請に「今回も滞在期間が短く、慌ただしい日程になると思うが、必ず伺いたい」と訪問を約束した。
 西村会長は9日にも、松山市長や県市長会会長の東温市長、県市議会議長会会長の松山市議会議長、報道機関などを訪問した。
 海外協会は協会創立30周年記念事業の一環として慶祝訪問団の派遣を計画しており、6月の通常総会を経て会員や参加希望者に日程や費用など詳細を案内する予定。
   西村会長は「ブラジルを広く見聞し、日系人の活躍を見ていただきたい。郷土を同じくする出身者と交流を深め、明日への活力を与えていただきたい」と訪問団への参加を呼び掛けている。

 【写真】中村時広知事に在伯県人会創立60周年記念式典への参加を要望する西村定栄会長(右)
 

2013年3月29日金曜日

海外協会 「海外報」271号を発行

   愛媛県海外協会は329日、機関誌「海外報」の第271号=写真=を会員らに発送しました。
  今回の号は、海外協会の主要事業である4地区会とその講話要旨(前編)、県国際交流課係長による在外愛媛県人会訪問記(後編)、県高校国際教育生徒研究発表会(海外協会後援)での留学生の発表要旨(後編)、海外移住者の健康と安全を祈願する八幡浜市真網代の伝統行事「アメリカ籠り」、祖父母の母県・愛媛で9カ月間の研修生活を過ごした県海外技術研修員3人の帰国前インタビューなど長尺物をたくさん掲載しました。
   在外の皆さんに送っている愛媛の写真(手製絵はがき)は、松山市の寺で満開の吉野桜を同封しました。

2013年3月12日火曜日

県海外技術研修員3人 県庁で修了式

  ブラジルとペルーから来ていた愛媛県の2012年度海外技術研修員3人が祖父母の母県での9カ月間の研修生活を終え、311日、県庁で終了式が行われた。
 南米愛媛県人会の会員の子弟を対象に受け入れており、本年度は昨年621日に来県。山本ラファエル正さん(25)=ブラジル・サンパウロ=が松山市の三津整形外科で理学療法、福島シンチア真弓さん(24)=ブラジル・アチバイア=が東温市のバツフォ計画工房でインテリアデザイン、吉岡アレハンドロさん(28)=ペルー・リマ=が今治市の森松水産冷凍と松山市の県産業技術研究所で水産加工管理と食品加工・分析を学んだ。

 修了式では、中村時広知事が3人に終了証書を授与し、記念品の今治タオルを手渡した。中村知事は「愛媛での貴重な経験・知識を大いに生かし、母国に帰って羽ばたいてください。知り合った愛媛県人らと交流を進め、国と国、地域と地域の友好の懸け橋になってください」と激励。「私も今年、多分(11月の在伯愛媛県人会創立60周年記念式典で)ブラジルを訪問するので、現地で会いましょう」と語り掛けた。
 これに対し、研修員3人はそれぞれの研修成果を報告した。山本さんは「素晴らしいリハビリ技術を勉強できた。必ずブラジルで使いたい。病院の皆さんや患者さん、日本語の先生などにお世話になり、優しくしていただいた。今までの私の人生で一番いい思い出の一つです」と感謝。福島さんは「祖父母のふるさとに来られてうれしかった。昔から話してもらっていたことがよく分かりました。研修は本当に素晴らしい経験でした。ブラジルへ帰り、祖父母のふるさとで出会えたこと、知ったことを大切にし、研修成果を生かしたい」と流暢な日本語で述べた。吉岡さんは「研修ではいろいろなことを勉強できた。このような機会を与えていただき、ありがとうございました」と感謝した。
 3人は愛媛での体験と思い出を携えて14日午後、松山空港を出発、帰国する。

【写真】中村時広知事(右)から終了証書を授与されるブラジル、ペルーからの県海外技術研修員ら